介護職は給料が安いことは有名な話ですが、給料が安いことについての質問も色々とあります。介護職で給料が安いことについての質問をここでは見ていきましょう。
参考サイト:介護職の給料はなぜ安い?|NAVERまとめ
介護職が給料が安い理由は、いろいろとありますが、介護報酬が一定であるということも理由のひとつですし、介護保険そのものが赤字ですので、財源がありませんからそのために支払うことができないのです。そして奉仕の気持ちが先行する職業でもありますので、専門性が理解されていないために、看護師など専門的な仕事と変わりないはずなのに、専門性の理解不足から給料の設定が安い傾向にあります。
介護や福祉はお金儲けをしてはいけないという認識からも、給料が安いのかもしれません。また介護の質にばらつきがあり、その技術やスキルは判断しにくいので、給料を上げるという認識の理解が薄いことにあります。
給料は働く場所によって違います。デイサービスみたいな昼間だけのケアの場所もあれば、要介護度が低くて自立している人ばかりの職場もあれば、24時間つきっきりで介護が必要な重度の人が利用している現場ではやはり給料の差はそれなりに出てくるでしょう。介護施設、訪問介護、訪問入浴、派遣介護、医療機関と比べても給料がそれぞれの職場では違ってきます。
介護職の資格手当ては、もらえるところともらえないところがありますし、資格手当てがもらえるところでも、金額に違いがあります。資格手当て3000円から1万5000円まで幅広くそれぞれの職場によって金額は違っています。
介護職の中でもユニットリーダーになったり、現場主任、サービス提供責任者など、責任ある立場に昇格したり昇進をしたりした場合には、給料が上がることもありますが、これも職場によって違いがありますので、必ずしもどこの現場でも職務手当てのようなものがつくところばかりではないという違いがあります。
介護士の給料は施設の場合なら介護報酬が関係して給料に影響しています。介護報酬はサービスを提供した際の売り上げみたいなものなので、それが多ければ多いほど給料も増えるという仕組みです。そして施設の規模が多ければ支払われる報酬が増えるので、施設の規模によっても給料は違ってきます。
@ 2014 介護のお悩み110番