一人で介護をしていると誰だってストレスがたまります。もし家族と協力をして介護をすることが出来るのであれば、一人で抱え込まずに家族と一緒に介護をすることをお勧めします。もし家族がいない状態で一人で介護をしなければいけないのであれば、一人で抱え込まずに、介護サービスを利用したり、ケアマネージャーに相談をしたりして、少しでも日々の負担を軽減させるとそれだけでもストレスが解消されます。何かやるべきことが減るわけではなかったとしても、一人ではないと思えるだけでもストレスは軽減できます。
四六時中同じ家に一緒にいたのでは、介護者もストレスがたまると思いますが、要介護者もストレスが同じようにたまっているはずです。介護は家にいなければいけない決まりはありませんので、もし可能なら適度に外出や散歩に出てみてはいかがでしょうか。介護者が出来ないのであれば訪問介護を受けたり、デイサービスやデイケアに申し込みをして日中出かけてもらうようにすればお互い適度に距離を保つことが出来るので、ずっと一緒にいてストレスがたまることもないでしょう。
介護は休みがありません。子育てと同じで24時間365日介護はし続けなければいけません。いつ介護が必要かわからないので夜中にたたき起こされることもあるでしょう。そうなると夜に自由になる時間がありませんし、旅行に出かけたくても一人置いて出かけることが出来ないので、ストレスもたまってきます。そんなときはショートステイやロングステイを利用するといいでしょう。介護施設に一時的に入所させてもらえる介護サービスですので、ストレス解消になります。
介護をしている人はその期間が長くなれば長くなるほどにストレスがたまっていくでしょう。ストレスをためないように何か対策を考えていきましょう。一番のストレスは、家族の理解のなさにあるかもしれません。大事な人が介護が必要な状態になっているのに、ひとりに押し付けて介護をしない、手伝わない現状がストレスの原因になっていることもあるので家族との話し合いが大事です。
なかなかストレスがたまっても発散しにいけないのが介護をしている人ですが、手軽に出来る方法として家の中でストレッチをしたり体を動かしてみるとか、思っていること悩みなどをノートに書いてみる、話せる相手がいるなら友達に話したりケアマネージャーに話を聞いてもらうだけでもストレス発散になります。
@ 2014 介護のお悩み110番