要介護認定について教えて

要介護認定については少しややこしいですし、認定基準などもありますので、わからない人は多いのではないでしょうか。ここでは要介護認定についての質問と解答を紹介していきます。

参考サイト:要介護認定|厚生労働省

要介護認定って何ですか?

要介護認定とは、介護保険制度で決められたサービスを受けることができるかどうかの認定のことを言います。寝たきり、認知症などで常に介護が必要な状態にある人のことを要介護というのですが、その状態になったとき、そして家事や自分の身の回りの日常生活に支援が必要になった状態である要支援の状態になった場合に、介護サービスが受けられますので、それが受けられるかどうかの認定のことを要介護認定といいます。

要介護認定を受けるにはどうすればいいの?

要介護認定が決定されるまでの流れですが、介護認定審査会という審査会があり、そこで審査判定を受けなければいけません。介護認定審査会は保健、医療、福祉の学識経験者が集まった会で、こちらで高齢者の心身の状況を調査したり、主治医の意見書などを見てコンピューター判定をした結果と、そして主治医の意見書を参考にしながら要介護認定の審査判定を行います。まず申請を市町村にします。

その後心身状況に関する調査が行われ、主治医の意見書も提出します。そして要介護認定基準時間を算出し、これはコンピューターで一次判定されます。その後介護認定審査会による審査がありこれが二次判定隣、それから要介護認定が決定するという流れです。

要介護認定基準がわかりません

要介護認定基準は、介護の手間を基準として時間である要介護認定基準時間を決められた基準に当てはめて、さらに認知症の高齢者の指数も加えた上で実施します。5つのジャンルに分かれて基準時間を分類しています。

要支援の人とはどんな状態の人ですか?

要支援の人は、日常生活の基本的な動作はほとんど自力で行うことができるのですが、日常背かつ野動作の介助、今の状態の防止で要介護状態になる可能性があることを予防するのに資する手段的日常生活動作において、一部支援が必要な状態にある人のことを言います。

要介護の人はどんな人のことをいいますか?

要介護の人、それは日常生活を送る上で基本的動作も自力で行うことができずに、介護が常に必要な状態にある人のことです。要介護にはレベルが1から5まであります。要介護5になると動作能力の低下、介護なしに日常生活を営めない状態の人です。