介護費用ってどれくらいかかるの？【介護のお悩み110番】

介護費用についてはこれから介護をすることになる人にとっては不安要素の１つかもしれません。
介護費用についての質問についてここではまとめていきたいと思います。

介護費用は誰が負担するのですか？

介護をしなければいけない状態になった場合には、介護費用は誰が負担するのか気になりますね。もし自分の親が介護が必要になったら自分たちで介護費用を出せる家庭もあればそうではない家庭もあると思います。介護サービスを受けるにはそれなりにお金が必要です。

介護保険を支払っているのでその保険で費用はまかなえるだろうと思っている人もいるかもしれませんが、公的な介護保険で介護の費用は無料にはなりません。自己負担額が１割あります。

そして要介護度の段階により支給される介護保険の給付額もそれぞれに限度額が違いますので、その支給限度額以上かかった費用はすべて自己負担になりますので、介護費用を公的保険だけでまかなうことはできません。

そして介護保険は介護サービスだけに使える保険なので、その他に必要な費用は自分たち、もしくは生命保険の介護関係の保険に加入しているならそのお金から出すことになります。

介護費用はそれぞれ個人によってばらばらです。介護に必要な費用は一概には言えません。介護を受ける人の状態によっても違いがありますし、介護を受けるそれぞれの家庭の体制によっても違いがあるのです。

車椅子をレンタルするという場合でも介護保険適用の車椅子とそうではない車椅子がありますし、施設サービスを受ける場合も、施設の種類により値段が違っています。数万円程度で１ヶ月あたりの費用が済む場合もあれば、どこかに入所するのに数千万円になるというケースがあります。

介護が必要になってから用意するのでは遅いでしょう。介護費用は必要になったときにならないとどれくらいかかるのか費用はわかりません。いくらくらい準備しておいて安心ということはないので、だいたいどれくらいかかるのかわかりません。

そしていつから介護が必要になるのかもわかりません。急に介護が必要になることもあれば、介護なしの人もいるかもしれません。自分の親が自分に備えた貯蓄がある家内かによっても違ってきますが、あらかじめ介護について親と元気なうちに話し合いをしておくことが一番です。

要介護になってしまって自宅をリフォームしなければいけない状態になる人もいますが、その場合にかかる費用はだいたい４００万円前後といわれています。住宅をバリアフリーにしたり、手すりをつけるなどに費用がかかります。

民間の介護施設に入る際の一時金で一番多く支払われている相場は１０００万円台です。民間の介護施設に入居することになれば、一時的にまとまったお金が必要ですので、これらのお金を事前に準備しておく必要があります。